さて、例の中国語童話をざっと軽く意訳してみる事にします。
なるべく子供向けな表現にしていきたいと思います。
<小松鼠的月亮> <こりす の お月様>
冰 波
这是一座很高很高的山,尖尖的山顶把云朵也钻破了。
<変更前>それはとても高い山で、つんつん と とがった山のてっぺんは雲を突き破っていました。
※↑をもうちょっと変えてみたいと思います。↓
<更に意訳後>
とんがり山はとってもとっても高い山です。
とんがり山のてっぺんは つんつんと とがっていて、雲を突き破っていました。
小松鼠就住在山顶的一棵大松树上。
<変更前>子リスは、その山のてっぺんにある大きな松ノ木の上に住んでいました。
<変更後>子リスは、そのとんがり山のてっぺんにある 大きな松ノ木の上に住んでいました。
住在那么高的地方,连个朋友也没有,小松鼠觉得很孤单。
そんな高い所に住んでいるものですから、誰も友達がいなくて、子リスは一人ぼっちでした。
天上的月亮,每天晚上都要从这座山的山顶上经过。
<変更前>お空の上のお月様は、毎晩この山のてっぺんを通ります。
<更に意訳後>お空の上のお月様は、毎晩このとんがり山のへっぺんを通りぬけて行きます。
有时候,她在天上走的累了,就会到大松树上休息一会儿。
そうして時々空の上を歩きつかれた時は、大きな松ノ木の上で一休みする事があります。
月亮总是在小松鼠睡着的时候,才到松树上休息。
お月様はいつも子リスが眠ってしまった頃に、ようやく松ノ木にやってきて一休みするのです。
有一天,月亮又到松树上休息了。
ある日、お月様はまた松ノ木の上で一休みする事にしました。
“啊,真累呀。”
「あー、疲れてクタクタだわ。」
月亮说着,把弯弯的身子轻轻地勺(本の漢字は恐らく間違い。勾ではなく钩)在树枝上。
お月様はそう言って、くるんと曲がった体を、軽く木の枝にひっかけました。
这时候,小松鼠还没睡。他亮亮的圆眼睛,正从树洞里悄悄地向外看呢。
この時、子リスはまだ眠っていなかったのです。
子リスは、きらきらと目を真ん丸くさせ、木の穴からこっそりと外を見てみました。
小松鼠想:“我要让月亮留在这里,和我做朋友。”
子リスは「お月様にずっとここにいてもらって 友達になって欲しいな」と思いました。
小松鼠悄悄地爬过去,用一根绸带子,在月亮的尖尖上扎了一个结,再把结绑了树上。
そこで子リスは忍び足で這って行き、シルクの紐で、お月様のとんがり頭をくくりつけ、木の上に縛り付けてしまいました。
这样,月亮怎么也走不了了。
そうして、お月様はどんなにしても動けなくなってしまいました。
<後編に続く>
こんな表現で良いのやら^^;